ページ

2011年3月19日土曜日

クリサワブラン~風土に適したワインづくり~

最初に 先週金曜日 大震災で被災された 皆様のお悔やみと 心からのお見舞いを申し上げたいと思います。
一刻も早く救助されご無事でいてくれること 一日も早い復興を 全力でお祈りしています。




BARCOM Sapporo(バルコ札幌)で 作り手講座 生産者トークに参加しました。
中澤ヴィンヤードの園主、中澤一行さんのお話を聞いてきました。

2007年の初リリース時から、涼やかな味と華やかな香りで道産ワインの衆目株となった【クリサワブラン】
「この土地に合わせてできるだけ無理のない栽培法を探って行きたい。」とその土地らしさを追求し2002年の開園以来、化学合成肥料と除草剤を使わず、刈った草を土に還す循環型農法を基本にしています。

2009年のクリサワブラン とても芳醇な香りと 深みのある爽やかな すっきりとした かなり素晴らしいワインです。
瓶の裏には ピノ•グリ、ゲヴェルツルミナー、ケルナー、シルヴァーナ、
ピノ・ノワールしか表記されてませんが 実は20種類くらい入っているかもですって。

ケルナーはとても難しいブドウだそうで ケルナーにだけ農薬を使用していると言ってました。

農薬を使わないで 害虫等の駆除は カエルや蜘蛛、狐などの生き物の食物連鎖にゆだねています。
それが故の苦労を 楽しみながら ブドウ造りに情熱を注いでいるのが とてもよくわかるお話でした。

2部は 実際にクリサワブランのワインに合うお料理を いただきました。
こちらのクリサワブランは 2008年ものです。

グリッシーニと生ハム
さやあかね(無肥料無農薬ジャガイモ)のグジェール


紅ズワイガニのテリーヌ 蟹ミソをソースに





ホタテときのこのソーセージ サフランの泡


エゾシカのロースト
スモークブイヨンのリゾット 山葵のクレマ

リコッタ あまめ

柑橘類のマチェドニア
レモンチェッロのソルベ EXVオイルと岩塩
道産の食材を生かした お料理はどれも 独創的で身体にも良さそうで 素晴らしい物でした。

これからも 北海道ワインのために おいしいブドウを作って欲しいと願いながら とても素晴らしいひとときを味わえました。

0 件のコメント:

コメントを投稿