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2010年11月28日日曜日

蘇れ!幻のイチゴ        【さとほろ】

昨日 11月27日土曜日
『さとほろイチゴの生産者トーク』に参加してきました。

会場は BARCOM Sapporo(バルコ札幌) 札幌市中央区帰宅2条西2丁目 STV北2条ビル1F



第一部は 生産者・桜井農園の桜井信一さんと フードライター 深江園子さんのトークセッション


第二部は イチゴのコースを食べる
イチゴを使ったお料理 メニュー

さとほろのドレッシング     紅玉のアップルパイ 柿のサラダと生ハム







さとほろとチーズのコントラスト 酪恵舎のリコッタとさとほろのラビオリ
ブルーチーズソース ホタテとイチゴをアクセントに









モヒートのグラニテ



さとほろのジャムをアレンジ   滝川産 合鴨の低温ロースト
そのジュで炊いた牛蒡 さとほろと黒ビールのソース





さとほろのジェラートを添えて  カカオのテリーヌ 







説明を追加


海藻のバターとパン





【さとほろ】と言うイチゴ。

1988年 札幌市の中沼にある農業試験場で 1139番目の新種として デビューした。
最初は 札幌1号と名付けられたが 商標登録で問題があり アイヌ語の札幌(satporo)
から由来するらしい。
特徴は 大きさ 酸味と香りのバランンスのよさ。 中まで真っ赤な実。

ただ、イチゴはいったん摘むとつい熟しないため。市場出荷に合わせて早積みすると、完熟したときの真っ赤な実の本領が発揮できない。
熟したものを軒先で販売するには 1年間でほんの2週間しか店先に並ばない、幻と言われる所以。


〈現状〉
生食用には やわらかくて酸味の少ない物が好まれる。
一年中栽培される 四季なりのため ほとんどがビニールハウスで 味はいいがやわらかく ケーキにはむかない。
イチゴが一番売れるのは クリスマスケーキに使われるため12月。
旬でないこの時期に ケーキ用に実が硬い物が品質改良され来ている。
高くても売れるため イチゴ農家は ケーキ用のイチゴを多く栽培している。

そんな中で さとほろには 厳しい現状となり 生産者が少なくなって来ていると言う事です。


そんな さとほろに惹かれる使い手が、ここ数年現れています。

ジェラート職人 増谷尚紀さんは 酸味と香り、中まで真っ赤な完熟の実は 着色料を使わないじぇらーとに欠かせない原料となります。

札幌のシェフ 塚田宏幸さんも 過熱時のイチゴらしい酸味は、今の品種にない魅力と語っています。

イチゴらしいイチゴ 【さとほろ】の魅力を 是非全国の皆さんにも 知ってもらいたいと思いました。

2010年11月23日火曜日

手打そば 毘沙門



店名 手打そば 毘沙門
所在 札幌市西区発寒14条5丁目1−4(琴似工業高校の下手稲通りはさみ向かい)
電話 011−211−6685
営業時間 平日 11:00〜15:00 17:00〜21:00
日祝 11:00〜19:00
定休日 第2・4木曜日


平成19年1月に 北海道ではなじみが薄い 更科で挑戦と開店。

プロのそばや職人も 太鼓判を押す レベルの高い仕事と 評判のお店。

実は このお店と出会ってから ほぼ毎週末は ここでお蕎麦をいただいています。
『いつもの』で通じるお店は ここと『雨耕庵』さん。

私の『いつもの』は 並粉の十割。
香りの良さ のど越し すべてが完璧なお蕎麦です。
並粉の十割


夏にはおすすめの『すずしろ』


親子
カレー南蛮




つけとろ




今旬の新そばに舞茸みぞれ


2009年と2010年の2回 新年会をさせていただきました。


1月の末に新年会をした時のメニュー


そば豆腐

お蕎麦の刺身とそば味噌


揚げだしそばがき
巣ごもりのあんかけ


2010年11月22日月曜日

そば切 雨耕庵

店名 【そば切り 雨耕庵(うこうあん)】
所在 札幌市西区西野6条5丁目5-25
電話 011-662-7361
時間 11:30~19:00ころ
定休日 火曜日
店名の由来は「晴耕雨読(晴れた日には外に出て田畑を耕し、雨の日には家の中で読書をするというようなおもいのままで読書をするということ)」



2009年の冬
札幌市西区の住宅街の一角に、古い民家を改装した趣のある佇まい。








元々蕎麦好きが高じて脱サラで開いたという蕎麦屋。

2009年12月に忘年会の時、開店5周年をお祝いしました。



蕎麦は、幻といわれる牡丹種。


その蕎麦の実を石臼で手挽製粉し、手打ちで提供している。
一番のお勧め辛み大根のもり









二食盛り



蕎麦殻を剥がずに引いた「田舎」と、剥がしてから挽いた「丸抜き」の二種類。
牡丹の香りと歯応えの良さが特徴。噛めば噛むほどひろがる甘みと、ちょっと辛めのつゆが素朴な味わいの蕎麦だ。


店主自らの手造りで部屋の真ん中に陣取った大きなテーブルが印象的。



聞こえるのは、薪ストーブからはじける薪の音。厨房からお湯の沸く音、薬味の大根を卸す音。


静けさというBGMが贅沢な時間を演出している。
懐かしい薪ストーブ



左にあるのが石臼

ご亭主手造りの離れ
離れの内部

2010年11月21日日曜日

そば屋 まさ木

昨日20日は 地下鉄宮の沢駅近くにある 【そば屋 まさ木】さん
ボジョレーヌーボとそばの会でした。

まさ木さんとの出会いはけっこう古くて 今の住所に移転する前からのおつきあいです。
現在は こじんまりとした お店ですが気さくでアットホームな雰囲気のあったかいお店です。

前菜
ワインに合うようにと言う気遣いが感じられる お料理の数々


冷や奴、そばつゆに天かすが入ってる

大根のそばつゆ煮、手前が2日目、奥の黒いのが4日目

イカとエビの天ぷら

野菜の天ぷらの盛り合わせ
柚を巻いた大根の千枚漬け

カボチャのサラダに鶏焼き




デザートはそばの寒天とそばのかりんとう、そば茶
メインのお蕎麦

飲み物は最初はエビスで乾杯しましたが、あとはそれぞれが好みの物、ワイン、日本酒、焼酎などを持ち込みました。





2010年11月20日土曜日

CUCINA ITALIANA MATU:RO

昨日のこと。

職場の女子4人で 今流行の女子会に イタリアンのお店へ行ってきました。

先日 このお店に予約した後に 【グルーポン】で5000円のコースが半額の2,500円になるクーポンを購入してさっそく行ってきました。

私は 車を娘の職場 【円山クラス】の駐車場へ停めて キーを娘に預けてから 地下鉄で大通へ向かい 一足先にお店へ到着。

ここ MATU:ROは 地下鉄大通駅 34番出口から 右に歩いて1分。
まるいさんの本屋さん ジュンク堂さんの 創世川へちょっと行ったところのビルの1階にこじんまりとあります。


【コース内容】


1、前菜 シシリア風 松のみを効かせた茄子のトマト煮込み 
前菜、シシリア風 松の実を効かせた茄子のトマト煮
2、前菜 道産豚のテリーヌ(耳、頬、舌、豚足)
前菜 道産豚のテリーヌ(耳、頬、舌、豚足)
3、パスタ(厚岸産牡蠣と水菜のタリオーニ)
厚岸産の牡蠣と水菜のタリオーニ
4、メイン(三元豚バラ肉のポルケッタ 粒マスタード添)
メインの豚
5、デザート(パンナコッタの苺ソース)
パンナコッタの苺ソース

これに 飲み物(ワイン、ビール、ソフトドリンク)1杯
フォカッチャは オニオンとポテトでやわらかくふっくらしています。

オニオンとポテトのフォカッチャ
メインの豚は 脂っこくなく さっぱりとしていて柔らかく バルサミコ酢のソースがとても効いていて とても美味しかったです。

冷たいお料理は お皿も冷たく冷やしてあって 温かいお料理はちゃんと温めたお皿で とても素晴らしいサービスだと思います。

写真を撮り忘れたのですが 最初の 前菜の時はグラスワインの白を
テリーヌとパスタの時は スペインの赤を
メインの時も 白ワインをオーダーしたのですが 最初の白と違って お料理に合わせて ちょっとこくのある白を出してくださいました。
ほんのちょっとしたことですが お料理とワインのマリアージュに気を配ってくださる さすがワインショップの出したお店だと感心しました。

お料理も お店の雰囲気もとてもよかったのですが、同僚たちの会話がちょっとお下品で 雰囲気を壊していたように思い お店の方やまわりのお客様に 大変失礼してしまったのではと 反省してます。
どうしても女3人集まったら かしましいとは 良く言ったものです。

一緒のテーブルで肩身の狭い想いでした

酔ってしまった同僚たちを 窘めるられなかった自分を恥じております。


でも、イタリアの本場のように わいわいがやがや賑やかにと お店の方は快く迎えてくれました。感謝感謝です♡